保育で使える室内遊び「じゃんけん列車」のルール、遊び方について。

 

じゃんけんが理解できるようになる3歳くらいから楽しめるじゃんけん列車。簡単な繰り返しのゲームですが、どんどん長くなる列にワクワクしたり、じゃんけんに勝つ楽しさを味わえるゲームです。少しの時間にやるのも、主活動として組み込むのにも使えます。

今回はそんなじゃんけん列車のルールややり方をまとめてみました。

 

じゃんけん列車

 

ねらい

・じゃんけんを通して、勝ち負けを味わう。

・みんなで一緒の遊びをすることを楽しむ。

・音楽に合わせて身体を動かすことを楽しむ。

 

遊び方、ルール

①「かもつれっしゃ」の音楽に合わせて歩く。

②音楽が終わる「がっしゃん」のところで近くのお友達を見つける。

③お友達とじゃんけんをして、勝った子の後ろに負けた子が付いて肩を持つ。

①〜③を繰り返し、列をどんどん伸ばしていく。

最後に先頭の人が勝利です!

 

事前に子どもたちと約束しておくこと

・移動をする時には走らない。

・前のお友達を押さない。

 

じゃんけん列車の導入

じゃんけんをして勝ち負けを楽しむゲームですので、まずはじゃんけんを理解していないと遊べません。そのため日々の保育の中でじゃんけんを取り入れ、じゃんけんを楽しめるようになってからゲームを始めてみた方が良いかもしれません。また、ゲームで使う「かもつれっしゃ」の歌をうたう機会を作り親しみを持てるようにしたらいいですね。

そして意外に苦労するのが、列になること。特に3歳児くらいの年齢だと「止まる」という行動が難しかったりします。その頃にいきなりこのゲームをやると収拾がつかない事態になることも。。まずは日々の保育で列になることを練習することが大切です!

「列車に変身するよ!」などと声をかけ、前のお友達の肩を持って列になることを少しづつ身につけていきます。やっていくうちに肩を持つときの力加減や歩き方を覚えていきます。

 

 

準備するものもなく簡単始められる「じゃんけん列車」を今回はまとめてみました。年齢によっては事前にじゃんけんの練習など導入が必要にもなりますが、とても楽しめるゲームですのでぜひやってみてください!